以前から開発が進められ、一部の環境やフラグ設定によって利用可能だった Android 版 Chrome の「タブの固定」機能が、Chrome バージョン 144 へのアップデートに伴い多くのユーザーが利用できるようになり、さらに機能の改善も含まれています。
これにより、デスクトップ版 Chrome と同様に、重要なウェブサイトをタブ一覧の先頭に固定しておくことが可能になり、誤って閉じてしまうことを防げるようになります。
「タブを固定」の使い方
新しいタブ固定機能は、Android 版 Chrome のタブ一覧画面で固定したいタブを長押しし、メニューから [タブを固定] を選択するだけです。


固定されたタブは一覧の最前列(左上)に移動し、常にそこに留まるようになります。また、タブを固定すると次のような変化があります。
- 「×」ボタンの廃止:通常のタブにある「閉じる(×)」ボタンが「ピン」アイコンに置き換わります。これにより、タップミスで閉じてしまう事故を防げます。
- スワイプ削除の無効化:通常のタブは左右にスワイプすることで閉じられますが、固定されたタブはこの操作を受け付けません。
- 専用の表示領域:タブが増えて画面をスクロールした際、画面上部に固定タブ専用のコンパクトなバー(カルーセル)が表示され続けます。
このうち、「スクロール時に上部に常駐するバー」が追加されたことで、多くのタブを開いて作業している際も、固定したタブのアイコンとページ名が常に表示されているため、迷うことなくワンタップで重要なページに戻ることができます。

固定を解除したい場合は、再度タブを長押しして「タブの固定を解除」を選択するか、タブを開いた状態でメニューから解除を行います。
Android 版 Chrome でも、PC 版と同様に「タブの固定」が使えるようになりました。この機能は Android 版 Chrome のバージョン 144 以降で広く展開されています。


