Google が2026年1月の AI 関連アップデートまとめを公開。Gmail や Chrome の新機能など

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.
Advertisement

Google は公式ブログにて、2026 年 1 月に発表した主要な AI 関連ニュースの振り返りを公開しました。

1 月は「Personal Intelligence(パーソナル・インテリジェンス)」への移行が主要なテーマとなっており、検索、Chrome、Gemini アプリにおいて、ユーザーのニーズを予測し、より能動的にサポートする機能が多数発表されています。

また、教育機関向けツールやクリエイティブ分野においても Gemini 3 をベースとしたアップデートが行われました。

今回の記事では、Google が公開した情報を基に、先月発表された主な変更点と新機能について整理します。

Advertisement
目次

Gemini と検索における「Personal Intelligence」

Gemini アプリと Google 検索において、「Personal Intelligence」と呼ばれる連携機能が展開されました。

Gemini アプリでは、Gmail、Google フォト、YouTube などの Google アプリと安全に接続し、ユーザー個人の情報に基づいたサポートが可能になります。

この機能は現在、米国のベータ版として提供されており、今後他の国へも拡大される予定です。機能は選択制であり、連携するアプリはユーザー側で指定可能です。

Advertisement

また、Google 検索の「AI モード」にも同機能が導入されました。

Google AI Pro および Ultra プランユーザーは、Gmail やフォトと連携させることで、ショッピングや旅行の提案などを、個人の状況に合わせて受け取ることが可能になります。

Gmail の AI 機能を標準提供へ拡大

Gmail では、これまで有料プラン向けだった AI 機能の一部が、無料で利用可能になりました。対象となるのは以下の機能です。

Advertisement
  • 文章作成サポート
  • メール文章の AI 要約
  • パーソナライズされた返信提案

一方で、Google AI Pro および Ultra プランユーザー向けには、高度な文法・トーンチェックを行う「Proofread (校正)」や、Gmail 検索内での AI による概要といった機能が提供されます。

また、一部のテスター向けには、重要なメールを優先表示して受信トレイを整理する「AI Inbox」という新しいビューも導入されています。

Chrome への Gemini 3 統合と自動化機能

Chrome ブラウザには「Gemini 3」が統合され、Web ブラウジングにおける生産性向上が図られています。

Advertisement

主な新機能として、旅行予約やスケジュール調整といった複数の手順を要するタスクを代行する「auto browse(自動ブラウジング)」が挙げられます。

また、Web 上の画像を変更できる「Nano Banana」機能や、Google アプリへアクセスしやすい新しいサイドパネルも追加されました。

さらに、Chromebook Plus を利用するユーザー向けにも Chrome in Gemini の提供が米国で開始されました。現時点では米国ユーザーかつ Google AI Pro / Ultra プランユーザーのみとなります。

教育・学習支援ツールの拡充

Advertisement

教育分野では、ロンドンで開催された BETT カンファレンスに合わせて以下の発表が行われました。

  • パートナーシップの拡大:Khan Academy と連携したリテラシーツール、Oxford University と連携した学生・教職員向けの Gemini および NotebookLM の提供。
  • Gemini アプリでの模擬試験:Princeton Review 等との提携により、SAT や JEE Main などの練習問題を提供。即時フィードバックや解説、学習プランの作成に対応します。
  • Google Workspace for Education:コアエディション(Education core editions)において、Gemini 機能の一部を追加費用なしで利用可能に設定。これにより、多くの教育現場でドキュメントやスライド上の AI 機能が利用可能になります。

Gemini 3 Flash の「Agentic Vision」提供

Google 検索では、世界中で「AI による概要」のデフォルトモデルが「Gemini 3」に移行しました。これにより、検索結果ページ上での回答品質が向上し、AI Mode での対話機能も強化されています。

また、Gemini 3 Flash において、「Agentic Vision」が導入されました。従来のモデルが画像を静的なスナップショットとして処理していたのに対し、Agentic Vision では AI が能動的に詳細を探索する挙動をとります。

Advertisement

これにより、ハルシネーションのリスクを低減し、認識精度を向上させています。本機能は Gemini API で利用可能なほか、Gemini アプリでも順次展開されます。

クリエイティブおよびその他のアップデート

  • 動画生成(Veo 3.1):一貫性と制御性が向上。YouTube ショート動画向けの縦型出力や、1080p/4K へのアップスケールに対応しました。
  • ワールドモデル(Genie 3):米国の AI Ultra プランユーザー向けに公開。インタラクティブな仮想世界を作成・探索可能です。
  • 小売業界向け:AI エージェントによる購買体験を支える「Universal Commerce Protocol (UCP)」を発表。検索や Gemini アプリ内での決済完了を目指します。

まとめ

2026 年 1 月のアップデートは、Gemini 3 を基盤とし、各種サービスが単なる情報の提示からタスクの実行や代行へとシフトしている点が特徴です。特に Gmail の AI 機能開放は多くのユーザーに影響を与える変更点となります。

Advertisement

この記事をシェア

著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

目次