Google は Google Home アプリの最新アップデート(バージョン 4.8)において、「自動化」機能の大幅な強化と、Nest Cam などのカメラデバイスにおける再生エラーの修正を行いました。
さらに今回のアップデートでは、「スマートボタン」を開始条件とした操作や、湿度センサーとロボット掃除機の状態などを条件に組み込めるようになりました。
Nest Cam の「動画を利用できません」エラーを改善
これまで Google Home アプリで通知からカメラ映像を確認しようとした際、「動画を利用できません(Video not available)」というエラーが表示され、リアルタイムの映像や録画クリップがすぐに再生できない問題が頻発していました。
Google によれば、今回のアップデートでこの問題に対する修正を行い、カメラが捕捉したばかりのイベント(Close-to-live)の再生パフォーマンスが向上し、通知をタップしてからスムーズに映像を確認できるようになるとしています。
自動化機能が大幅に強化、スマートボタンにも対応
今回のアップデートでは、自動化ルールを作成するときの「開始条件」と「条件」が拡充され、「スマートスイッチ」や「スマートボタン」への対応が追加されました。
また、湿度センサーやロボットの状態を開始条件とする自動化にも対応しました。

新たに追加されたスターターおよび条件は以下の通りです。なお、これらは現時点で Google Home アプリの「自動化」エディタでのみ利用可能です。
- スイッチまたはボタンの操作(スターターのみ)
- 単押し、複数押し(ダブルクリック等)、長押し、長押しの解除など。
- 湿度の検知
- 湿度が特定のレベルに達した時(例:「湿度が60%を超えたら」除湿機をオンにする)。
- ロボット掃除機のドッキング状態
- 掃除機がドックに戻っているかどうか(例:「掃除機が充電台にいる時のみ」特定の照明を消す)。
- デバイスのバッテリー状態
- 充電中か、バッテリー残量が低下しているか(例:「スマートロックの電池が減ったら」スマホに通知を送る)。
- センサー等のバイナリ状態
- 開閉(窓やドア)、接触/非接触、凍結の有無、漏水の有無など。
スマートライトの色・温度指定が可能に
さらに、これまでは単なるオン/オフや明るさ調整しかできなかったスマートライトが、自動化設定内で「特定の色」や「色温度」を直接指定できるようになりました。
これにより、「夜になったらリビングの照明を『電球色』にする」「朝起きたら『昼光色』にする」といった操作が可能になります。
まとめ
今回のバージョン 4.8 のアップデートでは、信頼性の向上や自動化機能の拡充が行われました。
とくにスマートボタンやセンサーを利用した自動化への対応は、Matter デバイスと連携しているユーザーには利便性を向上させるアップデートとなります。
このアップデートは順次展開されており、筆者の Google Home アプリでもロボット掃除機の動作の状態による条件を確認できました。


