Google は Android Studio などの開発者向けツールを通じて定期的に Android のバージョン別ディストリビューション(シェア率)のデータを公開していますが、久しぶりにその数値が更新されたことが報告されました。
これは 9to5Google によるもので、今回の更新は 2025 年 12 月 1 日時点のデータに基づいており、最新の Android 16 がすでに全体の 7.5% のデバイスで稼働していることなどが明らかになっています。
Android バージョン別シェアの最新状況
Google が公開したデータによると、現在の Android バージョン別のシェア率は以下のようになっています。なお、このデータは Play ストアにアクセスしたデバイスを対象に、7日間の期間で集計されたものです。
| Android バージョン | シェア率 |
| Android 16 | 7.5% |
| Android 15 | 19.3% |
| Android 14 | 17.2% |
| Android 13 | 13.9% |
| Android 12 | 11.4% |
| Android 11 | 13.7% |
| Android 10 | 7.8% |
| Android 9 (Pie) | 4.5% |
| Android 8.1 (Oreo) | 2.3% |
| Android 8.0 (Oreo) | 0.8% |
なお、以前まで残っていた Android 4.4 (KitKat) が今回の更新で削除されています。
Android 16 の普及ペースは順調
今回のポイントは、最新バージョンである Android 16 の普及スピードで、現時点ではリリースから約 7 ヶ月が経過しています。
この時点での 7.5% は少なく感じるかもしれませんが、前回のデータ更新時(2025 年 4 月)における Android 15 のシェアがわずか 4.5% だったことを踏まえると、Android 16 はかなり速いペースで普及していると言えます。
この背景には、Google が Android 16 のリリーススケジュールを変更し、従来よりも早いタイミングで展開を開始したことにあります。
その結果、Pixel シリーズだけでなく Samsung Galaxy シリーズへの展開も 9 月と比較的早かったことや、Oppo / OnePlus、Nothing といったメーカーも 2025 年後半に積極的にアップデートを配信しました。
最多シェアは Android 15 に
現在最も多くのデバイスで動作しているのは Android 15 で、シェアは 19.3% となっています。次に Android 14 が 17.2% と続いており、比較的新しいバージョン(14 〜 16)だけで全体の約 44% を占めています。
ただ、過去 Android 13 が同時期に約 21% のシェアがあったことと比較すると、トップシェアの数値としてはやや低めです。
これはデータの集計タイミングの問題や、OS アップデートの提供期間が延びたことで、ユーザーが同じ端末(古い OS)を長く使い続ける傾向が強まっている可能性も考えられます。
依然として、Android 11〜13 あたりを使用しているユーザー層も多く、Android の課題である「バージョンの断片化」は完全には解消されていませんが、最新のバージョンがスムーズに広がっているように見える点は、ユーザーもアプリ開発者も良いニュースと言えます。
まとめ
今回の更新では、Android 16 が順調にシェアを伸ばしていることと、Android 15 が現在の主力バージョンであることが確認されました。
ユーザーとしては、最新バージョンになることで Android の新機能やセキュリティなどを手に入れることができるため、アップデート対象期間のデバイスであれば、積極的に展開してもらいたいですね。


