Google は先日、日本国内でも月額 1,200 円で利用できる新しい有料プラン「Google AI Plus」を発表しましたが、これに合わせて Google ヘルプページが更新され、Google AI Plus における利用上限の詳細が明らかになりました。
すでに無料版や上位の Pro / Ultra プランの上限は公開されていましたが、今回の更新で Google AI Plus の「1 日あたりのプロンプト数」や「コンテキストウィンドウ」が判明し、他プランと比較できるようになっています。
執筆時点では日本のヘルプページはまだ更新されていませんが、米国のページで公開された内容を元に、新しい「Google AI Plus」プランの上限について紹介します。
Google AI Plus の利用上限
ヘルプページの情報によると、新設された「Google AI Plus」は、無料版では物足りないものの、Pro プランほど高頻度には利用しないユーザー層に向けた設定となっています。
| 機能 / モデル | 無料版 | Google AI Plus | Google AI Pro | Google AI Ultra |
| Gemini (Pro) | 変動あり | 最大 30 回 / 日 | 最大 100 回 / 日 | 最大 500 回 / 日 |
|---|---|---|---|---|
| 思考モード | 変動あり | 最大 90 回 / 日 | 最大 300 回 / 日 | 最大 1,500 回 / 日 |
| コンテキスト | 3.2万 | 12.8万 | 100万 | 100万 |
| 画像生成 (Nano Banana Pro) | 1日 3 枚 | 1日 50 枚 | 1日 100 枚 | 1日 1,000 枚 |
| 動画生成 (Veo) | – | 制限付きアクセス | 1日 3 本 | 1日 5 本 |
| Deep Research | 月間 5 レポート | 制限付きアクセス | 1日 20 レポート | 1日 200 レポート |
| 動的ビュー | 最大 25 件 | 最大 250 件 | ||
| スライド生成 | 最大 20 回 / 日 | – | ||
| 予約アクション | 最大 10 個のアクティブなアクション | |||
Google AI Plus の上限は、AI Pro のおおよそ 3 分の 1 未満といったところに設定されています。
思考モードは 1 日 90 回まで
Google AI Plus プランでは「思考モード」の上限が 1 日 90 回に設定されています。
無料版では制限が日々変動するため、使いたいときに制限がかかるといったことが起こり得ますが、Plus プランであれば 1 日 90 回までは保証されることになります。
一方で、より高度な推論が可能な「Gemini 3 Pro」の利用は 1 日 30 回までに制限されています。Pro プラン(100 回/日)と比べると少なめですが、複雑なタスクは Pro モデルで処理し、それ以外は「思考モード」を使うといった運用でカバーが可能です。
コンテキストと画像生成も強化
コンテキストウィンドウについては、無料版の約 3.2 万トークンから、Plus プランでは約 12.8 万トークンへと拡張されています。
Pro プランの 100 万トークンには及びませんが、数十ページの資料を読み込ませたり、ある程度の長文を扱ったりするには実用的なサイズ感です。
また、画像生成についても緩和されており、高品質なモデルでの生成が無料版の 1 日 3 枚から、Plus プランでは 1 日 50 枚まで増加しています。
まとめ
Google AI Plus は、無料版の制限や不確実性を解消しつつ、Pro プラン(日本では月額 2,900 円〜)までは必要ないというユーザーにとっては、バランスの取れた選択肢になるはずです。
まずは月額 1,200 円(最初の 2 ヶ月は 600 円)の Plus プランを試してみて、それでも上限に達してしまう場合に上位プランを検討するという流れをおすすめします。
ちなみに、Chromebook Plus を購入すると「Google AI Pro プラン 12 か月無料使用特典」があり、2027 年 1 月 31 日まで申し込むことができます。もし Gemini を本格的に使うのであれば、こちらも検討してみてください。


