ここ数日、モバイルブラウザ経由で YouTube を利用しているユーザーから、Samsung Internet や Brave、Vivaldi、Microsoft Edge といったモバイルブラウザで「バックグラウンド再生ができなくなった」という報告が増えています。
これまで、YouTube Premium に加入しなくてもブラウザの機能を使って画面オフの状態で音声を再生できていましたが、これも YouTube による仕様変更である可能性があります。
発生している現象と MediaOngoingActivity
PiunikaWeb によれば、現在報告されている主な問題は、モバイルブラウザで YouTube 動画を再生中にブラウザを最小化したり、スマートフォンの画面をオフにしたりすると、音声が途切れて再生が停止するというものです。
特に Samsung Galaxy ユーザーが利用する「Samsung Internet」ブラウザからの報告が多く、一部のユーザーはメディアコントロールが消失する直前に「MediaOngoingActivity」という通知が一瞬表示されることを確認しています。
これはシステム側でメディアアクティビティが強制的に終了されていることを示し、単なるバグではない可能性を示唆しています。
また、この問題は「Brave」、「Vivaldi」、「Microsoft Edge」を利用しているユーザーからも同様の報告が上がっています。
Reddit や Samsung 公式コミュニティによれば、PiP(ピクチャーインピクチャー)モードの確認やキャッシュの削除といった一般的なトラブルシューティングでは改善しないケースが大半となっています。
昨年の「広告ブロック対策」に続く締め付けか
長年、モバイルブラウザでのバックグラウンド再生は、「YouTube Premium」の特典を無料で利用する方法となっていました。
YouTube は以前から Premium 加入者以外による機能制限を強化しており、昨年 11 月には広告ブロッカーを使用しているユーザーに対して再生遅延や警告を表示するなど対策を実施しています。
今回、複数の異なるブラウザで同時にバックグラウンド再生が利用できなくなったことは、昨年の広告ブロック対策と同様、YouTube 側が何らかの対策を行った可能性があります。
まとめ
現時点では、ブラウザの設定変更などでこの制限を回避する確実な方法は見つかっていません。
ただし、Brave ブラウザの GitHub ではこの問題が Issue として報告されており、一部のユーザーからは「修正されて再び動作するようになった」との報告も挙がっています。
このため、仕様変更に伴う一時的な問題である可能性も考えられますが、もし永続的なものとなる場合には、結局のところ YouTube Premium に加入することが唯一の解決策となるかもしれません。


