Google は 2025 年 12 月 1 日より、Google Meet ハードウェア向けタッチコントローラのユーザーインターフェース刷新を段階的に展開しています。
今回のアップデートにより、会議中によく使う操作が分かりやすく配置され、より効率的にミーティングを進められるインターフェースへと改良されました。
対象となるのは、Mimo や Logitech、Lenovo のタッチコントローラに加え、今後は Android デバイス向けコントローラにも順次拡大される予定です。
よく使う操作がより分かりやすい配置に
新しい UI では、ミュートや挙手機能など、会議中に頻繁に利用されるボタンがより目立つ位置へ再配置されました。一方でカメラ制御やレイアウト変更など、利用頻度が高くない詳細操作は「その他」メニューに移動しています。
通話前の画面では、会議コードやニックネームの入力欄がより目立つデザインとなり、参加手順が分かりやすくなりました。また、Google Meet 以外の会議サービス(Webex や Zoom)に参加するためのドロップダウンメニューも明確化され、外部会議への接続がスムーズになります。

今回の UI 刷新は、タッチコントローラの操作感を Web 版 Google Meet のデザインに近づける目的もあります。これにより、普段ブラウザで Meet を使っているユーザーでも直感的に操作できるようになりました。
展開スケジュールと対象ユーザー
即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で、2025 年 12 月 1 日から最大 15 日かけて段階的に展開されます。
Google Meet ハードウェアデバイスを利用しているすべての Google Workspace ユーザーが利用可能で、この機能に関する管理者向けの設定などはありません。


