Android および iOS アプリの YouTube Music に、今年の利用状況を振り返る「2025年のハイライト」ページが登場しました。
このページでは、その年に自分がどんな音楽をどれくらい聴いてきたかを、ストーリー形式のまとめと個別項目の両方で確認できます。
この機能は Spotify の「Spotify まとめ」と同じく、年末の定番企画として提供されており、ここ数年は 12 月を待たずに 11 月下旬から展開が始まっています。なお、今回も集計期間に 12 月は含まれていません。
YouTube Music の「今年のハイライト」
2025 年版では、次のような情報をストーリー形式のまとめと、個別の項目でも確認できます。
- 1 年間の総再生時間
- 「最長ストリーク(連続で音楽を聴いた日数)」
- 最も聴いた曲やアルバム、ポッドキャスト、ジャンルのランキング
- 特によく聴いたアーティスト
- どの日にそのアーティストを聴いたかが分かるカレンダー表示
- 「音楽パスポート」として、何カ国・どの地域のアーティストを聴いたか
さらに、これらの情報をもとに、2025 年 9 〜 11 月分も含めたプレイリストを保存できるほか、すべてをまとめた共有用のグラフィックカードも用意されています。

さらに海外では、生成 AI 機能「Ask Music」を活用したチャット機能が統合されており、自分の視聴履歴について AI に質問できるようになっています。もともと Ask Music は、YouTube Premium 会員向けに一部地域でテストされていた生成 AI 機能で、今回のハイライトに機能が組み込まれたようです。
利用方法
YouTube Music アプリの「2025年のハイライト」には、次の手順でアクセスできます。
- YouTube Music を開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- [あなたのハイライト] をタップ
ホーム画面にバナーが表示される場合もあるようですが、筆者の場合は表示されていなかったので、メニューから直接開きました。
まとめ
YouTube Music の「2025年のハイライト」が利用できるようになり、再生時間やランキングに加えて、「音楽パスポート」など従来の振り返り機能も用意されています。
一方、日本では利用できないものの AI 機能の組み込みなどもあり、機能面でのアップデートも含まれていました。
筆者も振り返りを見てみましたが、意外な曲が再生時間が長かったり、上位にいたりと、面白い結果になっていたので、YouTube Music をお使いの方は一度チェックしてみることをおすすめします。


