Google のスマートスピーカー「Nest Mini」および「Nest Audio」において、「OK Google」と呼びかけた際の LED ライトが、従来の白色から Gemini を象徴する新しいマルチカラーへ変更されるアップデートが配信されました。
これは、AI アシスタントが Gemini へと移行していくことを視覚的に示す準備と考えられます。
ライトの表示とアップデート内容
これまで Nest スピーカーは、ホットワードを認識すると 4 つの白いライトが点灯していました。
新しいファームウェアが適用されたデバイスでは、ホットワード認識後に青、赤、黄、緑の 4 色が順番に点灯し、その後白色の表示に戻ります。この色の組み合わせは、最新の Gemini のロゴと一致するものです。
この変更は、プレビュープログラムに参加しているユーザー向けに配信中のファームウェア バージョン 3.77.500695 で確認されています。
実際に、プレビュープログラムに参加している筆者の Nest Audio でも今回の変更を確認することができました。
対象デバイスは Nest Mini、Nest Audio のほか、Google Home、Home Mini も含まれます。
プレビュープログラムへの参加方法
この新機能を試すには、Google Home アプリから以下の手順でプレビュープログラムに参加できます。
- Google Home アプリで対象デバイスを選択し、設定を開きます。
- [デバイス情報] > [プレビュー プログラム] の順にタップし、参加します。

Gemini 統合に向けた布石か
この変更は、米国で 10 月 28 日からテストが開始される「Gemini for Home」に向けた準備の一環である可能性が高いです。
一方で、2026 年春に発売予定の新型「Google Home Speaker」は、発表時点では従来の青と紫のライトリングが採用されていました。この新デバイスが発売までに Gemini カラーへ統一されるか、今後の動向が注目されます。
出典: 9to5Google