Google チャットで、一度インストールしたアプリが新しい会話やスペースで自動的に追加されるようになり、利便性が向上しました。
これまで、Google チャットでアプリを利用するには、スペース、グループチャット、ダイレクトメッセージといった会話ごとに、ユーザーが手動でアプリをインストールする必要がありましたが、今回のアップデートにより、この手間が不要になります。
チャット内アプリのインストールがより簡単に
ユーザーが一度インストールしたチャット内アプリは、今後の新しい会話で必要に応じて自動的にインストールされるようになります。
例えば、ユーザーが最初に Poll アプリを使ってアンケートを開始しようとすると、アプリのインストールが求められます。
一度インストールすれば、その後はどのスペースでアンケートを作成しようとしてもアプリが自動的にインストールされ、すぐに投票を開始できます。
管理者とユーザーへの影響
この変更による、管理者、ユーザーへの影響は以下の通りです。
管理者向け
管理者は、ユーザーに代わって組織にチャット内アプリをインストールしておくことで、ユーザーが自分でインストールすることなくアプリを利用できるように設定できます。
もし特定のチャット内アプリが自動で会話に追加されることを防ぎたい場合は、ユーザーによるそのアプリのインストールを許可しないように設定するか、特定のスペースでアプリをインストールできるユーザーを制限することで対応可能です。
ユーザー向け
ユーザーは引き続き Google Workspace Marketplace から必要なチャット内アプリを見つけてインストールできます。
展開とスケジュールについて
この機能はすでに、即時リリースおよび計画的リリースドメインで利用可能になっています。
対象のユーザーは、すべての Google Workspace ユーザー、Workspace Individual ユーザー、個人の Google アカウントユーザーです。