Google が、AI アシスタント「Gemini」のホーム画面デザインを刷新するテストを行っていることが明らかになりました。
これは Android Authority が Google アプリの最新ベータ版(バージョン 16.35.63)から発見したもので、ChatGPT に似たインターフェースは一部のユーザー向けに展開が始まっているほか、ユーザーの利用履歴に基づいた新たな提案機能なども開発中のようです。
テスト中の新しいインターフェースと機能
今回の発見では、複数の新しいインターフェースがテストされていることが確認されました。
このうち、主要なショートカットボタンを画面中央に大きく配置する ChatGPT 風のデザインは、すでに一部のユーザーのデバイスで実際に有効になっているため、広範囲での展開が近い可能性があります。

また、APK のコード解析から、ユーザーの Google アカウントの利用履歴に基づいて、パーソナライズされたプロンプトの候補が画面中央に表示される機能も発見されました。ただし、こちらはまだ開発の初期段階にあるようです。
このほか、Gemini と連携するアプリのインターフェースも、画面上部の不要な情報を整理し、よりシンプルでクリーンなデザインに変更される可能性が示されています。
まとめ
これらの情報は APK の解析によって明らかになったものであり、現在 Google が内部でテストしている段階です。そのため、今回発見された新機能やデザインが、将来的に全てのユーザーに提供されるとは限りません。
とはいえ、ChatGPT 風のデザインなどは一部展開が始まっていることを考えると、近々リリースされる可能性は十分考えられます。