Android 16 QPR1、Pixel の壁紙機能「ライブ効果」が数秒で消えるのは仕様か

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Android 16 QPR1 の新機能として、2025 年 9 月のアップデートで Pixel スマートフォンに正式展開された新しい壁紙機能「ライブ効果」ですが、一部のユーザーからエフェクトがすぐに消えてしまう、あるいは全く動作しないといった報告が出ています。

しかし、数秒でエフェクトが消えてしまうという点については仕様である可能性が高いと考えられます。

目次

「ライブ効果」が機能しない、すぐに消えるとの報告

「ライブ効果」は、2025 年 6 月に配信された Android 16 QPR1 Beta 2 で初めて追加された機能です。Pixel 10 シリーズは最初から使うことができましたが、その後、Android 16 QPR1 の安定版アップデート(9 月パッチ)とともに一般公開されました。

この機能を使うと、既存の壁紙に天気や浮遊するオブジェクトなどのアニメーション効果を追加できますが、Google のヘルプコミュニティReddit では、ユーザーからの様々な報告が寄せられています。

ある Pixel 10 Pro ユーザーは、エフェクトを適用しても壁紙に全く表示されないと報告しており、この投稿には 15 件の同様の報告が寄せられています。

また、他の多くのユーザーは、アニメーションエフェクトが適用後わずか数秒で消えてしまい、静的な壁紙に戻ってしまうことを報告しています。

HelenTech のデバイスでも同様の動作を確認

HelenTech でも Android 16 QPR1 の Pixel 10 Pro や Pixel 9 Pro Fold (Android 16 QPR2 Beta 1) でこの機能を試したところ、ユーザーからの報告と同様に、エフェクトは 3〜4 秒程度で消えてしまいました。

また、ベータ版で展開されたときにも試していますが、同様に数秒でエフェクトは消えています。

そのため、エフェクトが短時間で消えるのはバグではなく、意図された仕様である可能性が高いと考えられます。

すぐにアニメーションが消えるのはバッテリー消費対策?

現時点で Google から、アニメーションの持続時間を数秒に制限している理由についての公式なコメントはありません。

しかし、最も有力な推測としては、バッテリー消費を抑えるための措置であると考えられます。常時アニメーションを動作させると、特にバッテリーへの負荷が大きくなるため、実用性と機能性のバランスを取った結果、このような仕様になったのかもしれません。

まとめ

Pixel に新しく搭載された「ライブ効果」機能は、ユーザーの期待に反してアニメーションが数秒で消えてしまうという点は、ユーザーの期待とは違ったものになったようです。

これがバッテリー消費を考慮した上での仕様である可能性は高いですが、現状では中途半端な機能という印象は否めません。

今後のアップデートで、アニメーションの持続時間を選択できるオプションなどが追加されることに期待したいところです。

出典: PiunikaWeb

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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