Google は、Android 版 Gmail アプリにおいて、新しいデザイン「Material 3 Expressive」を広く展開し始めました。
この変更は 2025 年 6 月からテストされていましたが、最新バージョンで多くのユーザーが利用可能になっています。
この変更により、ユーザーインターフェースがよりモダンになるとともに、操作時の新しいアニメーションが追加されています。
主なデザインの変更点
今回のアップデートによる主な変更点は以下の通りです。HelenTech のデバイスでも Gmail アプリのデザイン変更は、ここ数日の間で確認できています。
新しいコンテナデザインの採用
ホーム画面や Google チャットタブなどのメッセージリストは、上下の角が丸い単一のコンテナにまとめられました。

これは Google メッセージなど、他の Google アプリで採用されているデザインスタイルと同様のものです。
スワイプ時と読み込み時の新しいアニメーション
メッセージをスワイプしたときのアクション(アーカイブ、削除、既読/未読にするなど)には、滑らかなピル形状のアニメーションが追加されました。


また、データを読み込むときなどのアニメーションも新しいデザインに変更されています。
メール表示画面の更新
メールを開いた画面でもコンテナデザインが採用されており、アプリバーと件名が上半分に表示されます。また、以前のデザインにあったボタンのアウトライン(枠線)はなくなり、全体が塗りつぶされたデザインに変更されました。

特に「返信」と「転送」ボタンは、ダイナミックカラーによって下部バーの中で際立って表示されます。
今回のアップデートで変更されていない点
一方で、今回のアップデートではまだ変更が適用されていない箇所もいくつか残っています。
- 上部の検索フィールド (ただし、検索バーへの変更はテスト中)
- メールの作成画面
- ホーム画面のウィジェット
これらの要素については、今後のアップデートで対応が進む可能性があります。
まとめ
今回の「Material 3 Expressive」デザインへのアップデートは、Gmail for Android のバージョン 2025.08.11.x で展開されています。
出典: 9to5Google