One UI 8 のベータ版で Galaxy S25 Ultra ユーザーから報告されていた、カメラで月を撮影した際に画像が紫色になるという問題が、最新のアップデートで解決されたことが確認されました。
One UI 8 Beta 5 でバグ修正と改善を実施
このカメラの問題は、2025 年 7 月下旬に配信された One UI 8 Beta 4 で初めて確認されました。
ユーザーからは、Galaxy S25 Ultra の望遠機能を 10 倍から 100 倍で使用して月を撮影すると、月面が不自然な紫色を帯びるとの報告が寄せられていました。
Samsung はこの報告を受けてすぐに調査を開始し、この問題がズームアルゴリズムの処理エラーに起因するバグであることを認め、修正を約束していました
そして今回、約束通り最新の One UI 8 Beta 5(ファームウェア ZYH6)が配信され、この「紫色の月」問題は解決されました。
このアップデートは、インド、ドイツ、英国、米国などの地域で順次展開されており、ファイルサイズは約 1.78 GB です。
今回のアップデートには、カメラのバグ修正に加えて、以下の内容が含まれています。
- 2025 年 8 月のセキュリティパッチ
- 9 つのシステム機能における安定性の向上
- Wi-Fi テザリングの接続が切れる問題の修正
- S ペンのエアコマンドの不具合修正
まとめ
Samsung は Galaxy S シリーズにおいて、カメラ性能とズーム性能を重視してきたため、今回の問題はユーザーにとって重要な問題と捉えられていました。
One UI 8 はすでに Galaxy Z Fold7 / Flip7 向けに正式リリースされていますが、2025 年 9 月にはさらに多くのデバイスへの広範な展開が予定されています。この展開を前に、問題が解消されたことは朗報となりました。
出典:SammyFans