Chromebook 週間まとめ (8/15週): ChromeOS 139 リリースノート公開、定例更新など

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この記事では、2025 年 8 月 9 日から 8 月 15 日までの間にあった Chromebook / ChromeOS および関連サービスの主な出来事をまとめる「週間まとめ」です。

今週は ChromeOS 138 の 3 回目のマイナーアップデート、ChromeOS 139 の管理者向けリリースノートの公開などがありました。

目次

ChromeOS 138 に 3 回目のマイナーアップデートが展開

Google は 8 月 12 日頃から、ChromeOS および ChromeOS Flex の安定版を利用しているデバイス向けに ChromeOS 138.0.7204.232 のマイナーアップデートを展開しました。

このマイナーアップデートは ChromeOS 138 では 3 回目となりますが、通常 1 週間程度の間があるものの、前回は 8 月 9 日に展開されており、通常よりも早いタイミングで展開されました。

ただし、今回のアップデートに関する詳細は明らかにされていません。

ChromeOS 139 の管理者向けリリースノートが公開

2025 年 8 月 19 日(米国時間)に予定されている、ChromeOS 139 安定版の管理者向けリリースノートが公開されました。

このリリースノートでは、ChromeOS 139 での変更点や今後のアップデートで実装される新機能や変更などに関する情報が含まれています。

ChromeOS 139 において、ユーザーにとって影響のある内容としては次のようなものが挙げられます。

  • 「デスク同期」機能の展開(ChromeOS 138 から、Google Workspace アカウントに向けて順次展開中)
  • Chrome アプリのサポートが終了

とくに「Chrome アプリのサポート終了」について、Windows や macOS などの Chrome と同様に、Chromebook でも Chrome ウェブストアからインストールしたアプリが利用できなくなるため。これを利用しているユーザーは注意が必要です。

この他のニュース

上記以外にも、Chromebook 関連では次のようなニュースがありました。

ChromeOS 138-LTC マイナーアップデート

ChromeOS の LTC (長期サポート候補) チャンネルを利用しているほとんどの ChromeOS デバイスに対して、マイナーアップデート (ChromeOS 138.0.7204.221) が展開されました。

アップデート内容については、特に言及はありません。

海外医療機関の ChromeOS 導入事例の紹介

Google Cloud は、海外医療機関における ChromeOS 導入事例の紹介をしました。

主に ChromeOS を導入することによって、IT 管理者の負担軽減やセキュリティとコンプライアンスの強化、事業成長への柔軟な対応といったメリットが紹介されています。

まとめ

今週は、通常よりも早い ChromeOS 138 の 3 回目のマイナーアップデートが展開され、2025 年 8 月 19 日に予定されている ChromeOS 139 安定版の管理者向けリリースノートが公開されました。

主要な変更点として「デスク同期」機能の展開や、特に影響の大きい「Chrome アプリのサポート終了」がアナウンスされており、Chrome アプリを利用しているユーザーは今後の動向に注意が必要です。

その他、ChromeOS 138 LTCのマイナーアップデートや、海外医療機関でのChromeOS導入事例も紹介されました。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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