Google が 2025 年 5 月に Google フォトの 10 周年を記念して発表した新しいデザインの編集画面 (UI) が、当初の予定よりも少し早く一部のユーザーから利用可能になりました。
当初は 6 月に展開が予定されていましたが、その後 8 月に延期されていました。しかし、8 月を待たずして、7 月末から一部のデバイスで利用可能になっていることが報告されています。
筆者の Google フォトでも新しいデザインを確認することができ、Android スマートフォンだけでなく Chromebook で利用できる Android 版 Google フォトにも反映されていました。
新しい編集画面の目的と変更点
今回のアップデートは、既存の機能が削除されるものではなく、主にユーザーインターフェースの刷新が目的です。Google によれば、新しいレイアウトはユーザビリティの向上と、AI を活用した編集ツールへのアクセスしやすさを重視して設計されています。
これにより、ユーザーはこれまで以上に直感的に AI 機能を使えるようになる可能性があります。ただし、デザインが変更されたことで、これまでの操作に慣れているユーザーは、新しい操作方法に慣れる必要がありそうです。
以下は実際に筆者のデバイスで確認した、Google フォトの新しい編集画面のスクリーンショットです。
Chromebook でも利用可能に
冒頭でもお伝えしましたが、Chromebook 上で利用できる Android 版 Google フォトにも新しい編集画面 UI が反映されていました。
この新しい編集画面は Chromebook と Chromebook Plus の両方で反映されていますが、Android スマートフォン(とくに Pixel 9 シリーズ)とは異なり、一部の AI 機能などが含まれていないことに注意してください。
また、Web 版 Google フォトには反映されていませんでした。
まとめ
Google フォトの新しい編集画面は、一部で先行して展開が始まっています。まだ全てのユーザーが利用できるわけではありませんが、近いうちに広く展開されることが予想されます。
操作に少し慣れが必要になるかもしれませんが、AI 機能がより使いやすくなることを目的としたアップデートですので、今後の展開に期待したいところです。