Google はメッセージアプリの「詳細」ページのデザイン刷新が展開されており、Material 3 Expressive が採用され、これまでのダイアログ形式から全画面表示へと変更されていることが確認されました。
新しいメッセージ「詳細」ページ
メッセージを長押しし、その他メニュー (3点リーダー) から「詳細を表示」をタップすると、新しいフルスクリーン表示の詳細ページが表示されます。
これまでのダイアログボックスはメッセージの一部を覆い隠してしまうことがありましたが、新しいデザインではメッセージのプレビューがはっきりと表示されます。これにより、スクリーンショットを撮影して共有する際に、メインのスレッドをキャプチャしてトリミングするといった手間が省けるようになります。

ページ内には「ステータス (Status)」セクションが設けられ、メッセージがいつ「既読 (Read)」、「配信済み (Delivered)」、「送信済み (Sent)」になったかが、新しいインジケーターと共に表示されます。
- 既読: 塗りつぶされた円
- 配信済み: 2つのチェックマーク
- 送信済み: 1つのチェックマーク
この単一の円でステータスを示すデザインは昨年からテストされていましたが、まだ広く展開されていません。しかし、再設計された Wear OS アプリでも採用されていることから、今後 Google メッセージ全体でこのデザインが標準となる可能性が強く示唆されます。
また、「差出人 (」セクションには、送信者の名前と電話番号が表示されます。一方で、「種類 (Type)」(エンドツーエンド暗号化など)や「優先度 (Priority)」といった詳細情報は現時点では表示されていません。
まとめ
今回のアップデートにより、Google メッセージの詳細ページは視覚的に分かりやすく変更されました。この変更は、Google メッセージの安定版 (20250713_01_RC04) とベータ版 (20250725_02_RC00) の両方で広く展開が始まっているようです。筆者もベータ版の Google メッセージで確認できています。
出典: 9to5Google