Google は、2025 年 7 月 18 日(米国時間)、日常業務の整理と効率化を支援する Gemini アプリの新しい Gem 機能「Productivity Planner」を発表しました。
このツールは、Gmail、カレンダー、ドライブといった主要な生産性アプリの情報をシームレスに集約し、ユーザーがタスクを管理しやすくすることを目的としています。
Productivity Planner とは?
Productivity Planner は、複数の Google Workspace アプリに散らばる情報を一か所にまとめることで、ユーザーの時間を節約します。例えば、緊急性の高いメールの概要を確認したり、その週のカレンダーイベントを一覧表示したりすることが可能です。
これにより、1日の始まりに必要な情報を素早く把握し、最も重要なタスクに集中するための優先順位をつけることが簡単になります。
記事執筆時点では、筆者の個人の Google アカウントでも展開されていることを確認しましたが、まだ英語表記のままとなっていました。この状態でも使うことはできましたが、回答も英語になってしまうので、注意が必要です。


おそらく、近いうちに日本語にも対応するものと思われます。
提供状況と利用対象
この「Productivity planner」の Gem は、即時リリースおよび計画的リリースドメインへの展開はすでに完了しています。この Gem を利用するには、対象のユーザーに対して Google Workspace アプリが有効になっている必要があり、以下のユーザーが利用可能です。
- Google Workspace Business Plus, Standard
- Enterprise Plus, Standard
- Gemini Enterprise, Gemini Business
- Google AI Ultra for Business
まとめ
Productivity Plannerは、日々多くの情報を扱うWorkspaceユーザーにとって、タスク管理と情報整理を効率化する強力なツールとなりそうです。複数のアプリを横断して情報を確認する手間を省くことができ、日々の業務に着手するスピードの改善も期待できます。