Google は ChromeOS 133 のメジャーアップデートで、「角が丸い」ウィンドウのデザインを正式に展開しましたが、現在最新の ChromeOS 135 では以前の「角張った」ウィンドウのデザインに戻っていることが報告されました。
ウィンドウの角丸デザインは、ChromeOS 133 で正式に導入された比較的新しい視覚要素です。この変更は、ChromeOS のインターフェースをよりモダンに見せるためのもので、1 年以上前から開発に取り組まれていました。
今回の問題
しかし、Chrome Unboxed が報じたように、ChromeOS 135 安定版にアップデートしたあと、この角丸デザインが適用されず、ウィンドウが以前のような角張った見た目に戻ってしまいました。


記事執筆時点では、筆者のデバイスとアカウントではすべてこの現象が発生しているため、ChromeOS 135 で何らかの仕様変更が行われた可能性があります。明確な原因は不明ですが、角丸デザインの実装自体に何らかの問題が見つかったのか、あるいは意図せず以前のデザインに戻ってしまった(バグ)という可能性などが考えられます。
とはいえ、この問題が発生したことで機能的な影響はなく、注意して見なければ気づかない程度の変化ですが、見た目の印象が少し変わるかもしれません。
対処法(フラグで戻せる)
なお、筆者が試したところ、フラグによる有効化は機能しており、従来のデザインが気に入らず角が丸いウィンドウに戻したい場合には、フラグ chrome://flags#rounded-windows を Enable にすることで、角丸ウィンドウを復活させることができます。
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出典: Chrome Unboxed