Google Pixel スマートフォンには、ユーザーが手動でバッテリーの充電上限を80%に制限する機能を提供する予定ですが、Android 15 のアップデートではこれは導入されませんでした。
この機能はアダプティブ充電とも異なる設定で、ユーザーが充電上限(フル充電)を80%までに制限することができるものです。これによりバッテリーの負荷を減らし、長寿命化に良い影響を与えることが期待できます。今年7月に発見され、Android 15 QPR1 Beta 2 でベータプログラムの Pixel ユーザーが利用できるようになっていました。
残念ながら Android 15 の最初のアップデートでは提供されませんでしたが、もともと Android 15 “QPR1” Beta、つまり四半期ごとのプラットフォームアップデートの1回目で展開される可能性のある機能でしたので、よほどのことがない限りは今年12月のアップデート以降に導入されるものとなります。
そのため、Android 15 にアップデートしたけど「充電の上限」設定がなかったとして問題はなく、予定どおりであるため展開を待つしかありません。Betaで利用できたように、現時点では今年12月の QPR1 で展開される可能性が最も高くなります。