Google Chrome ブラウザはデスクトップでもノートPCでも同じユーザーインターフェース(UI)とデザインを提供していますが、Google は現在 UI を調整するブラウザの「コンパクトモード」の開発に取り組み始めたことが報告されています。
これは Leopeva64 が Chromium Gerrit で発見したコードを X に共有したもので、Google は Chrome ブラウザで「コンパクトモード」と呼ばれる機能に取り組んでいることを確認できます。
ただ、「コンパクトモード」によってブラウザの見た目に影響が出るのは数ピクセル程度とわずかなものですが、この機能を有効にするとブックマークやツールバーの高さが減り、画面上の要素間のパディング(間隔)が狭くなり、余白も狭くなります。これによりブラウザで表示されるスペースがわずかでも広くなることが期待できます。
これは大きな変更点ではありませんが、少しでもスペースを確保したいと考えているユーザーには嬉しい機能かもしれません。とくに Chromebook などの11.6インチ未満のデバイスを使っている場合には地味に効果はありそうです。ただ、現時点ではこの機能がいつリリースされるか、正式に展開されるかはわかりません。