Google Keep の AI を活用した「リスト作成サポート」を試してみた。現時点では英語のみ

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Google Keep の AI を活用した「リスト作成サポート」を試してみた。現時点では英語のみ

Google が実験的な機能を提供する Google Workspace Labs の機能の一つである Google Keep の「リスト作成 AI サポート」をようやく試すことができたので、簡単に紹介しておきます。

この機能は Google Keep で AI を活用し、様々なリストを作成することのできる機能です。現在この機能は Android でのみ利用でき、一部のユーザー向けに提供されておりすべてのアカウントで利用できるわけではありません。

さらに、記事執筆時点では日本語で「リスト作成サポート」と表示されていますが、実際のところ日本語で入力すると”英語でのみサポートされている”と返されます。そのため、利用可能になったからといってすぐ便利に使えるわけではないことに注意してください。

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試してみた

Keep の「リスト作成 AI サポート」が利用可能になると、Keep を開いたときにポップアップで機能の説明が通知されます。説明は日本語になっていて、ここの説明のなかでは「英語でのみ」という注意書きがないので、日本語でも行けそうに思ってしまいます。

[OK] を押して、通常どおりに新しいメモを作成しようとすると、新しいメモページの右下部分に [リスト作成サポート] というボタンが表示されています。これをタップするとプロンプトを入力するフィールドが開き、ここに作成したいリストの内容やヒントを書き込みます。

なお、現在の挙動では「単語を2つ以上入力」する必要があり、現時点では英語のみサポートされているため、日本語で入力してリストを作成しようとしてもエラーが戻されます。

仕方ないので適当な英単語でリストを作成してみます。今回は「biz trip packing」としてみました。

そうするとちゃんとリストが自動的に作成され、内容を確認することができます。気に入らなければプロンプトを修正して再出力することもできます。問題なければ [挿入] をタップすれば、Keep のメモにチェックボックス付きで表示されます。

現時点では英語でのみ対応ということもあり、出力される結果も英語になります。そのため英語慣れしていないと使いづらいのはネックですが、簡単なものであればアイデア出しついでに使うことはできるかもしれません。Keep に限らず、他の AI 連携サービスも日本語に対応してくれれば便利なので、今後のアップデートに期待したいですね。

なお、この機能は Workspace Labs 機能の一つであるため、使う必要がなければオプトアプトすることもできます。オプトアウトは Google Keep の [設定] の一番下にある [Labs 機能を無効にする] をオンにすればOKです。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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