Google が2月末に発表したように、Fitbit アプリのヘルスコネクト機能を使って、Fitbit と他の健康&フィットネスアプリの間でデータを同期できるようになりました。
この機能を開始するには、[今日]タブで左上に表示されているデバイスとバッテリーのアイコンをタップします。接続を追加の項目の下に[ヘルスコネクト]というカードが表示されており、[ヘルスコネクトをセットアップ]をタップして進めることで、Fitbit アプリとその他のデバイスやアプリとデータを同期できます。
同期すると、他のアプリやデバイスから Fitbit にデータを追加したり、Fitbit のデータを他のアプリやデバイスと共有することができるようになります。なお、どのデータをヘルスコネクトで同期するかは細かく設定することができます。
データの同期を行ったあとは、 [自分]タブに新しくある[記録]というセクションから[ヘルスコネクトのデータ]をタップすると取得したデータを確認することができます。
ただし、デフォルトでは Fitbit のデータのみが表示されているので、右上にある[設定]アイコンから[今日のヘルスコネクト]をタップして[ヘルスコネクトのデータを表示する]に切り替えます。これによりサポートされているデータが Fitbit だけでなく他のアプリやデバイスで測定したデータも表示されるようになります。
別々のデバイスで測定された結果はちゃんと分けられて表示されるようになり、Google によればヘルスコネクトで接続されたデバイスで5,000歩歩き、その後に Fitbit デバイスに交換してさらに2,000歩歩いた場合は、Fitbit デバイスには2,000が表示、[自分]タブでは7,000歩、[今日]のタブではオプションに応じて2,000または7,000と表示されるようになります。つまり、見る場所によって数字は変わるけど個々にも合算でも見れるということです。
なお、Fitbit トラッカーや Fitbit スマートウォッチ、Pixel Watch などのデバイスでは Fitbit のデータのみが表示され、ヘルスコネクトで追加した他のデバイスやアプリのデータは表示されません。
現時点ではまだ全てのサポートが適用されているわけではなく、一部の機能が少しずつ使えるようになっているようなので、完全に展開されているわけではないようです。