現在、Pixel スマートフォンのアラームにおいて、Google アシスタントから「すべてのアラームをオフにして」と指示すると、Pixel スマートフォンに設定されているすべてのアラームを削除してしまうという問題が発生しています。
2024/03/29 更新 : Google が Pixel デバイスのアラームで発生しているバグを認め、現在修正に取り組んでいることが Android Authority から報告されました。
本来であれば、アクティブになっているすべてのアラームがオフになるだけで済みますが、この問題は設定されたアラームの数やオン・オフに関係なく、保存されたアラームを全て削除してしまいます。
この問題は Pixel 8 シリーズだけでなく Pixel 7 シリーズにも発生していることが報告されており、私も実際のデバイスで試してみたところ Pixel 8 Pro と Pixel Fold でアシスタントに「すべてのアラームをオフにして」というと、設定されているアラームが全て削除されてしまうことが確認できました。
また、Google アシスタントが有効になっているときだけ削除され、デフォルトのデジタルアシスタントアプリを Gemini にしていたら発生しなかったのですが、海外ユーザーの報告を見ていると Gemini でも起きているようです。
なお、スマートスピーカーや他のブランドのスマートフォンでは発生していないことから、Pixel スマートフォン特有の問題である可能性があります。この問題は2ヶ月以上前から発生しているようですが、あまり話題にはなっていません。
複数のアラームを設定している場合などは、しばらくの間アシスタントで「すべてのアラームをオフにして」というフレーズは使わないほうが良さそうです。