みなさんどうも、へれん(@Helen_Tech)です。
今年の6月に発売された「Samsung Chromebook Plus V2」という端末が、LTE対応になってリリースされるという話を覚えている方も多いと思います。
そんな「Samsung Chromebook Plus V2 LTE」ですが、いつぞやの発表どおり11月2日に発売となりました。
ちなみにLTE版でも基本的なスペックは「Chromebook Plus V2」と変化はありませんので、スペックなどは下記の記事を参照ください。
ただ購入に関しては、Samsung米国公式かBest Buy、Verizonということで、日本での入手はかなり難しい機種となっています。
さらにトドメを刺しますが…。
LTE対応のChromebookなら欲しい!と思われる方もいらっしゃると思いますが、前々からお伝えしていたとおり、残念ながら日本国内のバンドでは使うことができません。
事前情報でも、取得されているLTEネットワークは海外で利用されているバンドのみで、日本で使用されているバンドは含まれていません。
さらに今回の発売開始でVerizonのサイトに商品詳細が出たわけですが…。
赤枠で囲ったところをご覧いただければわかるとおり、LTE対応バンドは2/4/5/13となっていて、日本国内主流バンドとは異なります。
おそらく他で販売されるものもこのバンドに準拠しているはずなので、日本国内でのLTE通信利用は絶望的だと言わざるを得ません。
そもそもSamsung自体が、日本はもとよりアジア圏でのChomebook展開を考えていないようなので、期待はできませんでしたが、改めて出てくるととても残念に思います。
なのでLTE対応といって買わないように。
と言っても、海外出張が多い方でLTE対応Chromebookが欲しい方には良いかもしれません。
またベースモデルと価格差はないので、とりあえず買っておきたい方や趣味で持ちたいというならそれはそれで。
ただ多くのユーザーにとって、今回の「Samsung Chromebook Plus V2 LTE」は無用の長物となってしまう可能性が高いので、手を出さない方が懸命だと思います。
もちろん、「Samsung Chromebook Plus V2」や「Pro」を買ったりするのは問題はありません。むしろどんどん買ってChromebookを使ってみてください。
ということで、LTE対応モデルが出たことは喜ばしいことですが、米国外ユーザーにとっては残念な結果となってしまいましたね。
今後また増えてきそうな感じもありますので、都度まとめていこうと思います。
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下記は米国のSamsung公式サイトです。参考まで。