過去数ヶ月の間、GoogleはAndroidデバイスにおけるGoogle Workspaceのアプリに対して多数の新機能を追加してきました。これは主に折りたたみ式や大画面のAndroidデバイスへの取り組みであり、今後登場するであろうGoogle Pixel Tabletのためとも言えます。
今回もいくつかのAndroidのGoogle Workspace アプリにドラッグアンドドロップ機能の改善と、マウスのサポートを追加したことを公式ブログで発表しています。
まずはGoogleスライドですが、ドラッグアンドドロップをサポートしているアプリに対して、スライドから別のスライドや他のアプリへのテキストと画像のドラッグアンドドロップをサポートするようになりました。ドラッグアンドドロップの機能自体はすでに実装されていて、これまでにGoogleドライブアプリにファイルやフォルダをアップロードしたり、Keepで画像を保存させることなどができるようになっています。
またもう一つの追加点として、Google ドキュメントを使っている場合はマウスの完全サポートが利用可能となっています。これはカーソルがPCと同じように機能することを意味しており、例えば左クリックを押したままドラッグしてテキストを選択すると、以前はスクロールの扱いになっていましたが、ちゃんとテキストを範囲選択できるようになります。
AndroidデバイスをPCライクに使えるようになる日も遠くないと思いますが、まだ一部のアプリがサポートするに留まっていますので、今後広がっていくことを期待したいですね。