GoogleはPixelスマートフォン向けのAndroid 13 QPR1 Beta 3.1 アップデートをリリースしました。これはAndroid ベータ プログラムに登録されている「Pixel 4a」以降のPixelスマートフォンが対象となり、このアップデートではいくつかの不具合修正が行われています。
公式の説明ではマイナーアップデートという扱いになっているため、四半期ごとのアップデートの一つとして数えられるのか、Beta 4のように最後に別のアップデートが行われるかは微妙なところです。
なお今回のアップデートに関する不具合修正は10個の項目があります。
- MediaSessionハードウェア メディア再生ボタンからの入力を処理するために を使用しているときにアプリがクラッシュする原因となったプラットフォームの問題を修正しました 。
- デバイスの GPU ドライバーが原因で、通常のデバイス使用中にシステム UI がフリーズすることがあった問題を修正しました。
- Pixel Watch がリモートで通話に応答した場合 (テザリングなしモード)、Pixel スマートフォンに「別のデバイスで通話に応答しました」ではなく、誤った「不在着信」通知が表示されることがあった問題を修正しました。
- Google カメラ アプリがクラッシュすることがある問題を修正しました。
- 一部のデバイスで起動ワードによって Google アシスタントを起動できない問題を修正しました。
- 一部のデバイスで、「持ち上げて電話を確認する」や「フリップしてサイレント」などのモーション ベースのジェスチャーが機能しない問題を修正しました。
- 一部のデバイスでビデオを録画または表示するときにアーティファクトが表示されることがあった問題を修正しました。
- Google カメラ アプリの起動が遅くなることがあった問題を修正しました。
- SIM カードを挿入すると キャリア設定 がクラッシュすることがあった Pixel 6a デバイスの問題を修正しました。
- Instant App の使用中に、通知シェードの [ブラウザーに移動] オプションが機能しない問題を修正しました。
見たところPixel本体だけでなくPixel Watchとの連携に関する修正も加えられているようです。
アップデートやAndroid 13 QPR1に関する説明はGoogle公式を見ていただければと思いますが、日本語ページではQPR1 Beta 1までの内容しか記載されていませんので、英語ページを確認する必要があります。
Android ベータ プログラムは誰でも参加可能ですが、パフォーマンスや挙動に問題が出る可能性があることやプラグラムを解除するときにデバイスの初期化が必要になるため、登録時には注意してください。