今回は新しいChromebookが開発を始めたという情報になりますが、追加されたデバイスは「Zombie」というコードネームで、Snapdragon 7c+ Gen 3 を搭載したモデルであることが報告されました。このモデルは先日ツイートでもお伝えしていますが、詳細ははっきりとしていませんでした。
ここでポイントとなるのがSnapdragon 7c+ Gen 3ということですが、Chrome Unboxedの報告によれば「Zombie」と紐付けられているQualcommのSC7280に関して、いくつかの新しい仕様が7c Gen 2ではサポートされていないことがわかり、もともとSnapdragon 7c Gen 2を示していたものの仕様の対応状況やコミットなどから、もう1世代先のSnapdragon 7c+ Gen 3を搭載する可能性があるとしています。
現時点では限られた情報となりますが、この他には「Zombie」に使われているバッテリーパックはAcerがChromebookによく利用しているものであること、クラムシェルとコンバーチブルの2つのモデルが存在することが示されています。
仮にAcerだとしたら、元相棒の「Acer Chromebook R13」や「Acer Chromebook Spin 513」のように、それぞれ初のMediaTek、SnapdragonのChromebookでしたので、新世代のSnapdragon Chromebookもリリースする可能性は高いと予想できます。
Snapdragon 7c+ Gen 3になることで、性能面やバッテリー駆動時間の向上が期待されますので、タブレットタイプのChromebookにも採用されることを期待しています。発表時期などもまだ不明ですが、数ヶ月先にCES 2023が控えていますので、もしかしたら来年の前半には登場する可能性があります。
Source: Chrome Unboxed