今年の5月、海外で発表されたインテル第11世代プロセッサを搭載する企業向けの「HP Pro c640 G2 Chromebook Enterpise」が、日本HPの公式サイト上に登場しました。
販売店価格は74,800円(税込)からとなっていて、スペックの構成はベースモデルから最上位まで8つの構成があります。
ただ、この8つのモデルの違いはディスプレイ解像度、CPUとRAMに加えてChrome Enterprise Upgradeを含むかどうかのため、実質4つの構成になります。
スペック
まずは共通しているスペックから紹介しておきます。
- 14インチ/ノングレア/250nits
- 64GB eMMCストレージ
- USB-A(3.2) ×2
- USB-C(3.2) ×2
- HDMI 2.0 ×1
- ヘッドフォンジャック
- Wi-Fi 6, Bluetooth 5
- 720p HD camera(HP Privacy Camera)
- 防滴キーボード、US配列(!) ※日本語配列選択可
- 324×221×16.5mm、約1.48kg
- 最長10時間駆動
ストレージが64GB eMMC固定なことは珍しいですが、ポート類も充実していてビジネス向けらしい内容となっています。
ここで驚くことは、キーボードはUS配列がデフォルトになっているようで、日本語配列も用意可能と注釈がされています(個人でもやって欲しい)。
続いて異なるスペック部分についてです。
- Celeron 6305 / HD / 4GBRAM
- Celeron 6305 / フルHD / 8GBRAM / 指紋センサ
- Core i3-1115G4 / フルHD / 8GBRAM / 指紋センサ
- Core i5-1145G7 / フルHD / 8GBRAM / 指紋センサ
このような4つの構成から選択でき、それぞれにChrome OS with Chrome Enterprise Upgradeモデルも選べるようになっています。
ビジネスシーンで活用するなら指紋センサ付きモデルがオススメですが、最上位もしくはCore i3モデルの性能があれば、一般的なビジネスユースには十分です。
コストの面でCeleronモデルを導入することもアリだとは思いますが、使い勝手を考慮して指紋センサはある方が良いかと思います。
価格についてはベースモデルのみの表記になっていますので、他モデルがどの程度かわかりませんが、エンタープライズモデルのため個人目線でお伝えすることは差し控えます。
が、あえて言うなら「HP Chromebook x360 14c」がライバルですね。
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すでに日本HP公式サイトに製品詳細ページが登場していますので、興味のある人はチェックしてみてください。