GoogleハングアウトではGIFアニメーションを検索して送信できる機能がありましたが、Googleチャットでは残念ながらその機能はありません。
Googleチャットが業務利用を前提としていたためだと思いますが、今年になって全ユーザーがハングアウトからチャットへ移行することになりましたので、一般利用の日常的なコミュニケーションでGIFアニメの送信ができないことが気になったユーザーも多いと思います。
今回、GoogleはチャットとオンラインGIF検索エンジンのTenorを統合することで、GIFアニメーションを簡単に見つけて共有できる機能を導入することを発表しました。
この導入により、Googleチャットに新たに「GIF」のアイコンが追加され、検索やトレンドの画像などのカテゴリから選択できるようになります。
基本的な使い方はGoogleハングアウトのときと同じようなものですので、以前まで使っていた人なら難なく対応できるかと思います。
この機能はデフォルトで有効になるためユーザー側はとくに対応する必要はありませんが、管理者側ではGIFアニメが不要であれば管理コンソールからTenor統合を無効にすることが可能です。
管理コンソールから[アプリ]>[Google Workspace]>[Googleチャットと従来のハングアウト]>[GIF]にて変更できます(この記事を書いている時点では私の環境にまだ反映されず)。
この機能のロールアウトはラピッドリリース、スケジュールとも9月1日から段階的に展開され、最大15日で完了となり、すべてのGoogle WorkspaceユーザーおよびG Suite BasicとBusinessユーザーが利用可能です。
Source: Google Workspace Update