定期的にアップデートが提供されることは、Chrome OSの良さでありChromebookの魅力の一つです。
しかし最新のChrome OS 91.0.4472.147にアップデートした直後から、一部の機種で深刻なパフォーマンス低下の問題が発生していることが報告されています。
この問題の根本的原因は特定されていませんが、アップデートするとCPUを過剰に使用しているプロセスが存在し、それがChromebookのパフォーマンスの低下が引き起こしていることがわかっています。
すべてのChromebookに影響があるわけではないようで、少なくともHatchベースの一部の機種やAMDプロセッサ搭載モデルなどの事例があるようです。
さらに新旧モデルに限らず、古いモデルでも生じていることも報告されています。
ちなみに今すぐ確認できる手持ちの機種では、Hatchベースの「Acer Chromebook Spin 713」は問題なく使用できましたし、海外ユーザーの報告でも「Samsung Galaxy Chromebook」も問題はないようですので、ベースボードが原因とも言い切れないようです。
原因が特定できていない以上、対処としてはもしアップデート前であればアップデートせず様子見をするほうが良いと思います。
もしアップデートしてしまってパフォーマンスの低下が確認できた場合、チャンネルをベータチャンネルに変更してその場を凌ぐしかありません。
ただこの場合、Stableに戻すときにPowerwashする必要がありますので、ファイルなどのバックアップはしっかりと取っておく必要があります。
いずれ修正されるとは思いますが、アップデートは慎重に進める方が良さそうです。
source: Android Headlines