昨年11月に海外でリリースされている「ASUS Chromebox 4」シリーズが、日本でも5月13日から発売されることをASUS JAPANが発表しました。
価格についてはオープン価格となっていますが、一部メディアでは実売税込価格が4万台〜8万円台であることを伝えています。
が、調べたところビックカメラで予約が開始しており、最上位は9万円台となっています。
スペックについては以下のとおり。
スペック
ASUS Chromebox 4 | |
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CPU | Celeron N5205U Core i3-10110U Core i5-10210U Core i7-10510U |
RAM | 4GB(Celeron) 8GB(i3/ i5) 16GB(i7) |
内部ストレージ | 64GB eMMC(Celeron) 128GB M.2 SATA SSD(i3 / i5) 256GB M.2 PCIe SSD(i7) |
外部ストレージ | microSD |
前面ポート | USB-A(3.2) x2 イヤホンジャック x1 microSDスロット |
背面ポート (Celeronモデル) | USB-A(3.2) ×1 USB-A(2.0) ×2 USB-C(3.2 Gen1) ×1 HDMI 2.0 ×2 |
背面ポート (i3/i5/i7モデル) | USB-A(3.1 G2) x3 USB-C(3.1 G1) x1 HDMI x2 Ethernet(RJ45) x1 電源(DC)ポート |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 |
サイズ | 148.5×148.5x40mm |
重さ | 1kg |
自動更新ポリシー | 2028年6月 |
国内で販売される「ASUS Chromebox 4」のスペックは上記のようになります。
構成で言えば4種類存在していますが、外観デザインについては基本的に同じとなっているものの、Celeronモデルのみポート性能がやや抑えられています。
また最上位のCore i7-10510Uモデルのみ16GBRAMと256GB M.2 PCIe SSDを採用している点も違いがあります。
Celeron含め第10世代となったことで簡単な作業でもより快適にできますし、最上位モデルであればLinuxアプリ含めて重たい作業でも十分にこなすことができるようになります。
一方、注意しなければいけない点として、海外や前モデルと異なりキーボードとマウスが付属しないようなので、別途用意する必要があります。
ビックカメラでの販売価格(税込)については以下のようになっています。
- Celeronモデル:45,800円
- Core i3モデル:62,800円
- Core i5モデル:75,800円
- Core i7モデル:94,800円
想像していたよりも手頃な価格ですので、個人向けとしても十分選択肢に入ると思います。
とにかく手軽に1台必要ならCeleronモデル、ポート狙いで予算を抑えるならCore i3モデル、パフォーマンスと価格を重視するならCore i5モデル、性能重視でLinux運用もするならCore i7モデルという感じです。
ただ、ディスプレイもキーボードもないモデルにここまで出すか…という話もありますので、目的に応じて選ぶと良いですね。ちなみに自動更新ポリシーの期限は2028年6月までと最長クラスですので、業務利用としても問題はありません。