先日、Acerが開催したイベント“next@acer 2020″で発表された「Acer Chromebook Spin 513」の裏では、第10世代インテルCPUを搭載する「Acer Chromebox CXI4」もリリースされています。
これまでにHPとCTLが第10世代のインテルCPUを搭載するChromeboxを出しているため、それに追従する形となっています。
なお「Acer Chromebox CXI4」は、発表会でとくにアナウンスがあったわけではありませんが、プレスリリースにて情報が掲載されて正式に発表されています。
スペック
OS | Chrome OS Chrome Enterprise Upgrade |
CPU | Celeron 5205U Core i3 / i5 / i7 |
RAM | 8GB (最大16GB) |
内部ストレージ | 32~128GB eMMC 256GB M.2 PCIe |
外部ストレージ | microSD |
ネットワーク | Wi-Fi 6(802.11ax) Bluetooth |
フロントポート | USB-A(3.2) x2 イヤホンジャック x1 microSDカードスロット |
リアポート | USB-C(3.2) x1 USB-A(3.2) x3 HDMI x2 Ethernet x1 |
その他 | VESA取り付け |
価格 | 260ドルから |
現時点で明らかになっている情報では、「Acer Chromebox CXI4」はCeleron 5205UからはじまりCore i7までを選択でき、販売時の最上位モデルは8GBRAMのようですが最大16GBRAMをサポート、つまりユーザーがRAMを増設できる可能性があります。
ストレージは、32GBから128GBまでのeMMC、もしくは256GBのM.2 PCIe SSD搭載モデルを選択することができます。ストレージの入れ替えについてはできるかどうか不明です。
ポート類はさすがのChromeboxなので充実しており、USB-Cが1つ、USB-Aは前後合わせて5つ、HDMIが2つ、もちろんEthernetも搭載されています。
新世代となりますので、HPやCTLと同様にWi-Fi 6とBluetooth 5をサポートしている点も見逃せません。
発売時期と価格についてですが、2021年の第1四半期に北米で260ドルから、エンタープライズ版も同時期に410ドルからとなっています。
国内展開についてはまだ不明ですが、海外で販売開始後には米国Amazonなどに登場する可能性が非常に高いと思われますので、これまでどおり入手は比較的簡単になることが期待できます。
ちなみに海外の先行レビューを見ていると、有線キーボードとマウスがセットになっているようなので、デスクトップ版のChrome OSに興味のある方の入門用にはちょうど良さそうですね。