ASUSは、Google Meetを利用したWeb会議のために、新しいハードウェアキットを海外で発表しています。
このキットには、Chrome OSを搭載するMeet用コンピュータやスピーカー、構成によってはタッチスクリーンディスプレイとUHDカメラも利用できます。
一般向けの機種ではありませんが、公開されているスペックをまとめておきます。
ASUS Google Meet Compute System
OS | Chrome OS |
CPU | Core i7-8550U |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 128GB M.2 SSD |
ネットワーク | Bluetooth V4.2 802.11 a / b / g / n / ac |
LAN | 10/1000/100 Mbps |
ポート類 | 5 x USB 3.1 Gen 1 1 x USB 3.1 Gen 1 Type-C 1 x HDMI 1 x RJ45 LAN 1 x Kensingtonロック 1 x DC入力 1 xオーディオジャック |
電源 | 90W |
サイズ | 198.1×122.9×28.9mm |
アクセサリ | 4K UHDカメラ タッチスクリーン電源アダプターパック VESAマウントキット 5フィートスピーカーUSBケーブル 保証カード 9フィートUSB電源ケーブル(赤) クイックマニュアル 9フィートUSBデータケーブル(青) *すべてのアクセサリーは市場によって異なる場合があります 10.1インチTouchsreenコントロールパネル 電源コード ACアダプター 6フィートのカメラUSBケーブル Speakermic 4フィートのHDMIケーブル(緑) |
会議システム向けのハードウェアですので、性能面としては地味ですが、第8世代Core i7を搭載していますので、実用としては十分なものだと思います。
背面のポートも充実しており、複数台のディスプレイ出力も可能ですし、様々な周辺機器を取り付けることも問題ありません。
またVESAマウントも対応していますので、別途大型ディスプレイと合わせて使うなどにも十分です。
「ASUS Google Meet Compute System」には、本体とカメラ、スピーカーの最小限のスターターキットから、小/中部屋(最大8人)向けのキット、最大20名までの大部屋向けキットが選択できるようになっています。
また、大部屋向けのキットはLogicool(Logitec)の”PTZ Pro 2 Camera”を使用できるとしていますが、このキット自体にカメラが付属していないため、別途問い合わせる必要があるようです。
なお、このキットは28カ国を対象に6月から発売されます。
日本でも「ASUS Hangout Meet ハードウェアキット」が販売されていますので、おそらくアップグレードしてくると思います。
今回の発売される「ASUS Google Meet Compute System」の詳細については、ASUSの海外公式をご覧ください。
一般向けではないですが、Chromeboxはちゃんとリリースされていますね。
プレスリリース ASUS announces new and refreshed Google Meet hardware kits