本日、第2回目となる”GIGAスクール自治体ピッチ”内で日本HPもGIGAスクール構想に準拠したChromebookを2モデル投入することを明らかにしました。
ここで明らかとなったモデルは、今年の1月にロンドンで開催された教育向けイベントのBETTで発表されている最新のChromebookとなっています。
それを踏まえて、今回国内で投入される「11 G8 EE」と「x360 11 G3 EE」を紹介しておきます。
スペック
HP Chromebook 11 G8 EE |
HP Chromebook x360 11 G3 EE |
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ディスプレイ | 11.6インチ 1,366 × 768 |
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CPU | Celeron | |
RAM | 4GB / 8GB | |
内部ストレージ | 16GB 32GB 64GB |
32GB 64GB |
外部ストレージ | microSD | |
Webカメラ | 720p | |
アウトカメラ | – | 5MP AF |
ネットワーク | Bluetooth 5.0 AC 9560 802.11ac |
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ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 イヤホンジャック |
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バッテリー | 最大13.5時間 | 最大13時間 |
その他 | MIL-STD 810G 防滴キーボード ラバーバンパー 取り外し防止キーキャップ |
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サイズ | 295.0 x 205.3 x 18.8mm |
305.8 x 207.8 x 21.1mm |
重さ | 1.32kg | 1.47kg |
現在、HPの公式サイト上に公開されている情報はこのようになっていますが、国内版向けではなく海外向けとなっているようですね。
そのため、実際に国内で発売されるモデルのCPUとRAM、ストレージの構成については、2020/03/24(15:08)時点では明らかになっていません(動画内ではあったと思いますが、しっかりと見えず)。
海外での構成を見た限り、RAMとストレージは表内の構成ですが、CPUはCeleron N4000、N4020、N4100、N4120の4つが存在しているようです。
おそらく、国内で投入されるモデルは他のメーカーと同じく、N4020もしくはN4120だと思いますが、詳細が確認できれば追記・補足します。
また、”GIGAスクール自治体ピッチ”での質問にもありましたが、360度回転するヒンジとアウトカメラが搭載されるモデルは「x360 11 G3 EE」のみとなっていますので、その点はご注意ください。
MILスペックの13項目をクリアし、落下テストも76cmの高さからコンクリートへ、122cmの高さから合板へとクリアしているようです。
どちらもGIGAスクール構想に準拠するモデルとしては標準的ですが、2020年のスタンダードなChromebookとしても優秀なモデルだと思います。
が、ガチガチに固めたモデルであるがゆえに、どちらも11.6インチというサイズにしては重さがあります。
MILスペック対応の同クラスChromebookからしても、少し重めの印象がありますので、持ち運ばせるデバイスではなく、授業で教室内で使わせるようなモデルと言えそうですね。
日本語の情報はまだ限られているようですが、詳細についてはHPで一部掲載がありますので、ご確認ください。