Samsung は今年の Android のメジャーアップデートを含む最新の One UI 7 の展開に例年よりも時間がかかっています。OnePlus や Vivo、Xiaomi などのブランドではすでに Android 15 ベースのアップグレードを展開していますが、Samsung はまだ One UI 7 のパブリックベータも開始していません。しかし、今回新たに One UI 7 のリリースタイムラインがリークされ、12月初週にはベータ版が展開される可能性が示唆されました。
今回のリークは @FamilyTaes によるもので、One UI 7 の展開のタイムラインを共有しています。これによれば、Galaxy S24 シリーズのみが12月の第一週に最初のパブリックベータが展開されるとしています。一方、Galaxy S23 シリーズのベータ版は少なくとも2〜3週間先とされているため、12月中旬以降で利用可能になると予想されます。
Galaxy S22 シリーズについてはベータ版が2024年にリリースされるかどうかは不透明であるとされ、さらに Galaxy S21 シリーズにはベータ版がないと伝えています。ただし、S21 シリーズは Android 15 が最後のメジャーアップデートになるため、ベータはパスされても最終的には展開されると思われます。
また、ベータプログラムは約2ヶ月間続くとしており、この情報が正しければ Android 15 ベースの One UI 7 安定版のリリースは2025年2月に開始される可能性があります。そうなると、Galaxy S25 シリーズが2024年1月後半に発売されることになれば、Galaxy S25 シリーズも Android 14 のままになるか、あるいは発売・出荷は2月で Android 15 / One UI 7 のリリースに合わせる可能性も考えられます。
Samsung が One UI 7 のリリースが遅れている理由については説明はありません。これまでのリークでは、One UI 7 のアップデートでデザインに大幅な変化が導入されますが、AI 新機能については One UI 7.1 のアップデートまで待たなければならないと言われています。